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報連相の重要性

こんにちは、今年の4月に入社した外国人新入社員です。

日本で仕事をし、日本の職場の文化に触れることによって、異文化の体験ができるだけでなく、様々なことにも気づきました。その中で最も重要性を実感しているのは「報・連・相」です。「そんな基礎的なことを今さら?」と思う方もいるかもしれませんが、仕事をおこなう上で必要不可欠なことなのです。

 

 

私の母国には「報・連・相」という意識はありますが、日本より緩いと思います。上司の指示に対し、あまり大したことではないと思えば、上司に最後の結果を報告しない人が多くいると思います。しかし、日本では些細なことでも報告する必要があるとわかりました。

 

ではこの2ヶ月間を振り返り、今まで実感してきた事を紹介いたします。

「報連相」を初めて聞いた時に新しい単語だと思いました。実際は「報告・連絡・相談」の略です。報告とは、仕事の途中経過や、やり終えた仕事について上司や先輩に伝えることです。連絡とは、上司や関わるメンバーに情報を共有することです。また、相談とは、分からないことや確認しておきたいことを上司や先輩に聞き、アドバイスをもらうことで最善な答えにたどり着くことです。

 

それぞれの意味を正確に理解し、職場で実際に実施できるかどうかが課題となります。ちなみに、私も間違った報連相をしていたことがありました。

報告については、先輩より依頼のあった仕事が早めに終わりましたが、期限までにまだ余裕があると思い、すぐに先輩に報告しませんでした。しかし、そのまま報告するのを忘れてしまい、先輩からの確認後、報告するということが起きてしまいました。

 

また、連絡の場合は、外国人社員が一時帰国する前にその社員の上司だけに報告すればいいと思っていました。しかし、そうではなく、その件に関わる人、例えば給料を計算する人を含めて、全員に情報を伝えないといけないこともわかりました。

 

最後、相談について気づいたことは、難題がある際、先輩に丸投げするのではなく、先に自分で考え、例えば「××の件について相談させていただいてよろしいでしょうか。私としては、××のように思うのですが、どう思いますか?」のように、自分で考えたが答えが出なかったことを先輩に伝えるようにすることです。

 

それぞれの経験を通して、報連相は最初からうまくできるものではなく、多くの経験を積んでいくことで、自然にできるようなると感じました。