総務部員の現場研修 2日目②
こんにちは!総務部の永沼です。前回、ノギスを使った測定について記事を作成しました。前回はこちら☆→(https://yama-kin-recruit.com/blog/751/)
今回はマイクロメータという器具についてご紹介いたします。
- 研修2日目~測定器と仲良くなるには~②
前回、ノギスは最大0.05mmまで測ることができるとお伝えしましたが、ノギスよりもさらに精密な測定を行いたい場合は、マイクロメータという器具を使います。その名の通り、最大1㎛(0.001mm)を測る測定器です。個人的にノギスの測定よりも難しかったです。
マイクロメータの測定で難しかったのは、部品の直径を捉えることでした。
2つの円柱で測定物を挟んで測定を行うのですが、対象の直径からずれてしまうと、長さも変わってしまいます。また、マイクロメータの測定を行う面と測定物が垂直に接していないと正しく測れないため、注意が必要でした。
測定物は練習用であったため、何度も測定具で測り直すことができました。しかしこれが実際の現場作業であれば、部品に傷を付けてしまっていたと思います。3日間の研修を通して、部品に傷を付けないように迅速に測ることの難しさを感じました。
2日目の最後にはハイトゲージという高さを測る器具の使い方を学びました。
ノギスと同様にハイトゲージもバーニヤの原理を利用しています。ハイトゲージを見たときに、身長計に似ていると思いました。身長計のように土台が固定されているため、ノギス程の汎用性はありませんが、測定値に個人差が出にくく、使いやすかったです(*’▽’)