総務部員の現場研修 1日目
お久しぶりです!総務部の永沼です。前回の現場研修記事の投稿から間が空いてしましましたが、総務部員の現場研修1日目の感想を掲載します!
↓前回の記事はこちら☆
- 研修1日目~図面との闘い~
研修1日目は、部品の図面について学びました。その日の目標は図面から形を想像できるようになることでした。最初に図面を見ながら、ホワイトボードに立体図を描くというテストを行いました。単位や記号(φなど)の意味など、私に図面についての知識は全くなかったため、正解には程遠い図が出来上がりました。知識がない状態で図面を見ると、まるで呪文が並んでいるようでした・・・。
そしてそこから図面の講習が始まりました。製作する部品は3次元であり、図面は2次元です。3次元の情報を2次元で表すために、細かなルールが定められています。講習を受けた中で、印象に残ったルールをご紹介します。
・立体を図面に表現する方法を投影法といいます。投影法には第一角法と第三角法があり、日本ではJIS(日本工業規格)が第三角法を採用しています。
・単位はmm
・φ=直径
・R=半径
・C=面取り
面取りというワードを聞いた際、私は大根の面取りを思い浮かべました。また、部品の面の粗さについても学びました。その面粗さについて興味深いことがあります。部品を加工する際に、私は部品の面は滑らかであればある程よいと思っていました。しかし全部がそうではなく、必要とされている粗さで作る。そして余力を他の作業に回して効率よく作業を行っているということがわかりました。
途中で工場見学などを挟みつつ、1日の終わりに再度、図面を立体に書き起こすテストを行いました。すると、午前中はわけがわからなかった図面の情報を少し読み解くことができるようになっていました。なんとか部品の形を完成させることができた自分にとても驚きました。最初の時点でテストを行いましたが、それがとても良かったと思います。知識を得た後で取り組むテストと比較ができ、明確に知識を得られたということを認識できました。