切削油について知ろう‼
皆さん、こんにちは!採用担当です。
本日は開催された新入社員研修の内容を皆さんにご紹介したいと思います。
切削加工を行う際には、様々な工夫が必要です。そして、前回のブログでご紹介いたしましたが、同じ切削加工の中にもフライス加工と旋盤加工など様々な加工方法がございます。しかし、どちらの加工でも共通しているものが一つあります。それは『切削油』を使って、製品を加工するというものです。
では、今回のブログで、切削油とは何か、切削油の作用や種類などを話したいと思います。
切削油は、主に切削するタイミングで加工物に直接かけて使用されています。切削油は二つの種類に分けられます。原液のまま使うタイプ「不水溶性切削油」と水で薄めて使うタイプ「水溶性切削油」です。この二つにはそれぞれの役割があります。
【不水溶性切削油】
・主成分が油
・「潤滑」を主な目的として使われる切削油
【水溶性切削油】
・主成分の油を水で薄めて使う
・「冷却」を主な目的として使われる切削油
★切削油の役割★
・金属は熱を持つと変形してしまう
→温度上昇を防ぐ!
・工具の熱を抑えられる&摩擦が軽減される
→工具寿命が延びる!!
切削油を使うことで、摩耗や熱から工具や加工物を守ることができます!!
切削油はスムーズな金属加工を行うためには、欠かせない存在だと言えます。
製品の仕上がりを美しくするのはもちろん、加工時の冷却、摩擦の軽減、工具の寿命にも直結します。
作業に置いて非常になくてはならないものですが、取り扱いには注意しなければなりません。
特に不水溶性は油が多く含まれており火事の恐れもあるため必ずしっかり管理する必要があります。
機械加工業界に興味のある方、工作機械の以外、工作機械の「友達」である切削油も覚えていただけると嬉しいです!!
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