入社3年目の外国人社員が感じた文化の違いと成長
私は山本金属製作所で働き始めてから、早くも2年が経ちました。現在、外国人採用を中心に採用担当として活躍しています。
外国人として日本で働くということは、想像以上に挑戦的であり、同時に学びが多かったです。日本の文化、特に職場文化における違いを感じながら、その中で成長する過程を振り返ってみたいと思います。
- 初めて感じた文化の違い
入社当初、日本の職場で働くということがどれほど新しい経験になるのか、私はあまり実感していませんでした。しかし、徐々に、文化的な違いに気づいてきました。
例えば、会話の中で上司や同僚への敬語の使い方など、日本では非常に繊細で複雑なコミュニケーションが求められます。最初はその微妙なニュアンスを理解するのが難しく、何度も戸惑いました。
また、日本では、感情や意見をストレートに表現することは少なく、相手の気持ちを尊重しながら、間接的に意見を伝える場面が多いです。このような文化の中で、私は少しずつ「空気を読む力」を養っていきました。
(最近、好きな本の好きな言葉は「The mountain is you」で、今年のモットーにしました)
- 日本の働き方に学んだこと
山本金属製作所で働く中で、もう一つ大きな違いは、**「責任感」と「チームワーク」**の強さです。初めは自分の仕事に集中することが重要だと考えていました。しかし、日本ではチーム全体の成功が個人の成功と密接に結びついていることを学びました。
例えば、チームの一員として、誰かが困っているときに手を差し伸べることが当然であり、逆に自分が困ったときにも他のメンバーが助けてくれるという文化が根付いています。私も、チームの一員として自分の役割をしっかり果たすことの重要性を実感し、その結果として自分の成長を感じることができました。
入社3年目を迎え、私はこれまでの経験を通して、多くの成長を実感していますが、まだまだ学ぶべきことがたくさんあります。これからも、さらに日本語のスキルを向上させること、そして日本のビジネスマナーを学び、自分の役割をさらに広げることを目指しています。また、異文化交流の経験を活かして、他の外国人社員との橋渡し役を担い、より良い職場環境を作るために貢献したいと考えています。