ルポ連載:女性のキャリアを考える(1)
こんにちは、採用担当の永友です。
採用活動をしていると、特に女子学生から女性が出産、育児をしても働き続けられる環境があるかどうか、といった質問をよく受けます。やっぱり気になるところですよね。せっかく就職するならキャリアを積んで長く働きたい…とてもいいことだと思います。弊社ももちろん女性社員に長く働いてもらうための環境、制度の整備を続けています。制度が整っていても活用されていなければ意味がない!!ということで、弊社で育児休業制度を活用し、時短社員として復職した女性社員にご協力頂き、インタビューを実施、女性のキャリアについて語って頂きました。皆さんが気になる、実際のところどうなの?をリアルに連載形式でお伝えします!!
まずは今回ご協力頂いた、総務部Kさんのプロフィールからご紹介します。
◆プロフィール:
2012年4月 新卒入社、岡山R&Dセンター 企画管理Gに配属
研究開発の進捗フォローや、岡山全体の運営フォロー 等を行う
2015年4月 総務部に異動
社長の秘書業務、研究開発の進捗フォロー等を行う
2017年12月 第1子出産により、産前産後休暇、育児休暇を取得
2019年5月 総務部に9:00-16:00の時短勤務で復帰
休暇前と同じ、社長の秘書業務を行う
Kさんが職場復帰する際に、意気込みを語って頂きました。彼女の言葉そのままに掲載します。
「私は産休に入る前から、職場復帰することを決めていました。しかし実際に子どもを出産すると、息子はかわいいし、本当に1歳から保育園に預けて、私が働くことが息子にとっていいのか迷いました。そんな時、同僚から会社の近況を聞くことで、私の職場復帰を待っていてくれる社長や先輩、仲間がいることを思い出しました。そこからは、育児休暇中のこの1年は息子とたくさん思い出をつくろうと、積極的に地域のベビー向けの教室等に参加したり、家族旅行に行ったりと充実した1年間を過ごしました。
GW明けから職場復帰をしましたが、心配していた息子の保育園生活も、今では先生に預けると、私が仕事に行くのを笑顔で手を振って見送ってくれるまでに成長してくれました。保育園生活も先生や同じ年齢のお友達がいて、とても楽しそうに過ごしています。仕事と育児の両立は簡単ではありませんが、限られた時間を有効的に使うようになり、仕事も育児も以前より効率よく、充実したものになっていると実感しています。
私が職場復帰し、社会と繋がっていることで、広い視野を持って子育てができると私は思っています。これからも、夫や家族の協力を得ながら、仕事も育児も楽しんで取組んでいきたいと思っています。」
育児休業中~復帰に際し、いろいろな考えを巡らせ様々な葛藤や悩みがあったのですね。でもよくぞ復帰を決断し、戻って来てくれました!!職場の仲間として本当に嬉しく思います。休業後も戻ってきたいと思える職場づくりをこれからも心掛けたいと改めて感じました。後に続く女性社員にとって、立派な制度より何より、実際に復帰した先輩の経験談ほど参考になるものはないですよね。ありがとうございます。では実際、時短社員の方はどんな1日を過ごしているのか、リアルなレポートをお伝えしたいと思います。次回に続く…。